京都フィロムジカ管弦楽団第20回定期演奏会を聴きに。

先週の日曜になるが、京都フィロムジカ管弦楽団のコンサートを聴きに行った。
このオーケストラのコンセプトを紹介してみる。

一、若い世代が中心となって運営する。
一、演奏頻度の低い名曲を演奏する。
ただし、全体としては十分に聴衆を集められるプログラムビルディングをすること。
「演奏頻度の低い」曲かどうかは、演奏委員会による調査に基づき決める。
一、二年に一回、大規模演奏会を開催する。
通常規模の演奏会の選曲は、大規模演奏会のメイン曲を考慮して行う。
一、二年に少なくとも一曲は、定期演奏会で、邦人作曲家の作品を取り上げる。

(京都フィロムジカ管弦楽団のHPより)


今回はその2年に一度の大規模演奏会で京都コンサートホールにて催された。
演奏会のプログラムは、
・伊福部昭 「交響譚詩」
・マーラー 交響曲様式による音詩「巨人」
指揮は「こだわり派のための名曲徹底分析」シリーズなど著作のある金子健志氏。

マーラーについては当日配られたプログラムによると
1889年初演 「二部からなる交響詩」(全5楽章)
→1893年初演 交響曲様式による音詩「巨人」(全5楽章、今回演奏)
→1896年初演 交響曲第1番(全4楽章)

といった経緯を辿ってきたのが分かる。
ちなみにCDのカップリングなどでよく入っている「花の章」は、
5楽章から4楽章形式に移行する際カットされたもののようだ。

さて演奏の感想はというと、
まず全体的にアンサンブルが良い上に、各パートの音量バランスもまとまっていて
非常に聞きやすく、きちんと整理された印象を受ける。
それでいて、盛り上がる所はきっちり盛り上がって、音楽として完成度が高く思えた。
これは指揮者の演奏意図に技術がついていってるという意味で、
アマチュアオーケストラとしてレベルの高いところに位置してると思う。
また、私がこのオケの特徴だと思っている、感情的になり過ぎない透明感のある音が今回も健在で、
「ああフィロサウンドだなあ」なんて心の中でつぶやきながら、
友人共々満足した気持ちでコンサートホールを後にしました。

尚、今回演奏するにあたって、手書きで間違いだらけのスコアを切り貼りして
パート譜を製作し、一つ一つの音符を入念にチェックの上修正したそうで、
演奏会までの努力も本当に偲ばれます・・・
本当に皆様お疲れ様でした。


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ちなみに開演前にはロビーにてミニコンサートが行われ、気分を盛り上げてくれるのです。


ikko
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by ikkoikko2 | 2007-01-31 19:29 | 音楽


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